2016/12/22

男女共に妊活に効果があるという栄養素、葉酸。葉酸はほうれんそうや小松菜、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、納豆、豆腐など大豆製品、レバーなどに多く含まれます。葉酸の何が効くのか、妊活に臨む男性はぜひ知っておいてはいかがでしょうか。
葉酸の力で細胞をリフレッシュ
葉酸とは水溶性のビタミンB群の一種で、男性だけではなく女性も妊活にあたって摂ることを推奨されているビタミンです。葉酸を摂ることで細胞の生まれ変わりを促進するので精子をたくさん生産するのに役立ち、代謝機能もよくします。
加えて精子の染色体異常が減るという結果が出ているので、健康な出産を目指すためにはぜひ摂りたい栄養素なのです。
サプリで摂ることも検討しましょう
妊活中には、1日400μg位の葉酸の量が必要と言われ、ほうれんそうならば1日1束分摂ればOKです。しかし、仕事が忙しく残業も多い男性の場合、なかなか毎日決まった量を摂ることは難しいのではないでしょうか。葉酸は水に溶けやすく調理に気を使うので、サプリメントで摂るという選択肢もあり。厚生労働省が推奨する葉酸、プテロイルモノグルタミン酸は食事から摂れる天然葉酸には含まれておらず、サプリメントなどで合成葉酸を摂るしかないことも解っています。合成葉酸が劣るかというとそうではないので、食事から摂る天然葉酸に加えて、葉酸サプリの摂取を検討するのも良いでしょう。
早い時期から摂ったほうがよい葉酸
葉酸はDNAの細胞増殖を促進するため、着床した受精卵が増殖することを助けます。また、女性が葉酸を摂ることで子宮内膜が強化されるので、より着床率もアップ。
このことから女性は妊娠が解ってから葉酸を摂る人が多いのですが、健康な精子の生産にもつながる栄養素ですから、早い時期から男女共に摂取しておきたいものです。
記事まとめ
精子の量を増やし質も高め、受精卵の着床後のサポートもする・・・
葉酸は男女共に必要な栄養素なので、揃って摂ることが望ましいのです。
食事で葉酸を摂ることが難しい場合は、一緒に摂ることのできるサプリメントを2人の習慣にしてみませんか?